がん用語集

『あ行』

あ:

悪性腫瘍

異常を起こした細胞が不規則に増殖したかたまりが腫瘍です。上皮細胞にできた腫瘍をがん、それ以外を肉腫と呼びます。進行して周囲に浸潤(広がること)したりほかの臓器に転移したりして、最終的に生命を奪うものが悪性腫瘍です。

い:

異型度

細胞の形が正常細胞に比べてどれだけ異なっているかを示す度合い。規則的に整然と並んだ正常細胞と異なり、がん細胞は形が乱れています。こうした形の違いが異型度で、がん細胞の悪性度を示すバロメータとされます。

イレウス

腸管内の通過障害を起こした状態をイレウス(腸閉塞)といいます。腸の癒着、ねじれ、マヒ、がんの圧迫などが原因で起こります。腸の内容物が流れなくなり、便やガスが出なくなり、全身状態が悪化します。

インフォームドコンセント

医療スタッフの説明を十分に理解して、患者さんが検査や治療に自発的に同意することです。すべての医療行為は、その上で行われる必要があります。

え:

エコー検査(超音波検査)

超音波を体に当て、その反射波の様子から臓器の形や内部構造などの情報を得る検査。魚群探知機の原理を応用したものと言われています。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

卵巣で作られる女性ホルモンの一種で、がんに関係していることが判明しています。乳がんや子宮がんではがん細胞を増殖させます。一方、前立腺がんではがん細胞の増殖を抑える性質があり、前立腺がんの治療に使用されます。

エックス線検査(レントゲン検査)

感光板(フィルム)に電磁波の一種であるエックス線を当てると黒く変色する性質を利用して、体内の状態を診る検査。100年以上前に開発されたものですが、現在でも医療に欠かせない検査法です。

遠隔転移

がん細胞が最初にできたところを原発巣といいますが、そこから遠く離れた部位に移動して増殖することを遠隔転移といいます。血管から転移する血管性転移、リンパ管から転移するリンパ性転移があります。

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