各種がん「腎臓癌」の症状と治療
ここでは、腎臓癌の遺伝の可能性、発病の発見のされ方、症状についてレポートします。
腎臓癌の症状
がんの大きさが5cm以下の初期の場合、ほとんどまったく症状はありません。腎臓癌の発見の2/3は、定期健診や他の病気の検査などと言われています。これを見ても、検診の大切さがわかると思います。
腎臓癌の初期症状としては血尿ですが、ごく最初の段階では目で見てわかるほどではありません。次第に目に見える血尿が出たり、出なくなったりを繰り返し、腎臓癌が進行していきます。
進行した腎臓癌の症状
その後、腹部のしこり、脇の痛みを感じるようになります。体全体の症状としては、 食欲不振、熱、けだるさ、高血圧、体重の減少、貧血などがあります。また、肺に転移すると風邪をひいたような症状になり、骨に転移すると痛みが強くなり、ストレスとなってきます。
家族のなかに腎癌患者がいる場合は、遺伝子検査を
ちょうどあばら骨の一番下あたりの背中側、左右両方に位置する腎臓は、血液をこして尿を作っています。腎癌(腎臓癌)は50歳を過ぎたころから増加し、男性の死亡率が高いことが知られています。喫煙、肥満といった危険因子以外に家族性腎癌があるので、家族の中に腎臓癌を患った方がいる場合は遺伝子検査をおすすめします。
偶然に見つかるがんの代表
前述のとおり、早期腎癌の自覚症状はありません。血尿や痛み、腹部のしこりといった症状がある時はがん腫の大きさが5cm以上に増殖していると考えてよいでしょう。しかし、 腎臓癌は4cm以下で発見することが大切です。この場合、比較的予後がよく、4cmを超えると転移しやすくなるのです。
最近は、人間ドックや他の病気の検査中に偶然発見されることが多くなりました。ただ約2割ほどは、他の臓器に転移してから発見されることがあります。腎臓癌は転移しやすく、見えないところに小さながんが発症している衛星病変があり、4cm以上の場合10~20%の割合でこれが見られます。
超音波検査とCT検査で診断されます。
腎癌は画像検査で診断が行われます。まず超音波検査で腎のう胞(腎水がたまる袋ができる)や脂肪腫などを鑑別した後、CT(X線断層撮影)でがん病変の診断を確定します。転移が疑われる場合は 、胸部X線や肺CTを撮ることもあります。
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