最先端がん治療
ハイフナイフ(HIFU-Knife)治療
虫眼鏡のような原理でがん組織を焼却
ハイフナイフとは、高密度焦点超音波を用いたがん治療法です。その原理はよく虫眼鏡にたとえられます。虫眼鏡を太陽にかざして光を集めると、紙などが焼け焦げて火がつくことがあります。太陽からの光のエネルギーを1点に集中することによって起こる現象です。
ハイフナイフはそれと同じことを超音波で行い、がんを治療する方法で、10年前から研究開発されてきました。超音波のエネルギーを1点に集中させて、がんを焼却してしまうのです。集束超音波装置という機器を使って治療を行います。メスで体を切り開く必要も、体の表面に傷をつけることもない治療法として注目されています。
メスを使わず乳房を傷つけないで治療できる
ハイフナイフは乳がんの治療に用いられます。乳がんの従来の外科的治療は、乳房前切除や乳房部分切除が行われます。乳房を切り取ったり乳房にメスを入れたりすることに抵抗を感じる女性は少なくなく、最近は乳房温存術や再建術も行われています。
ハイフナイフは、乳房にメスを入れたり乳房を傷つけたりすることがいっさいない治療です。
乳がんと診断され、外科手術が適応するけれども手術を希望しない患者さんで、狭心症・心不全・心筋梗塞・脳血栓などのリスクがなく、MRI検査が可能な(閉所恐怖症・造影剤アレルギー・ペースメーカーの使用がない)患者さんが適応となります。
治療時間は2~3時間
ハイフナイフ治療は、がんをMRIで診て、がんの場所を正確に特定し、がんの部位や温度などを把握しながら、集束超音波装置でがん病巣を焼き殺します。患者さんはうつぶせの状態で治療が行われます。がんの状態によりますが、治療は2~3時間かかります。
PICKUP:免疫療法について検討する
手術・放射線・抗がん剤治療と併用することで、更なる効果が期待できる新たながんの治療法。
現在、『第4の治療法』として注目を集めている「免疫療法」は、副作用が少なく、患者さんへの負担も軽いという点が特長です。
ここでは、免疫療法の仕組みや民間の免疫療法と科学的免疫療法の違い、ノーベル賞受賞で注目された樹状細胞ワクチン療法から、最新の医療に携わるドクターインタビューに至るまで広く紹介しております。
また、免疫療法が受けられる医療機関についても掲載しております。



