乳がん(補助化学療法)

AC/EC療法(保険適応)

薬剤名

AC療法
DXR(ADM):ドキソルビシン
CPA:シクロホスファミド
EC療法
EPI:エピルビシン
CPA:シクロホスファミド

投与方法

AC療法
DXR(ADM)(60mg/m2/日):第1日
CPA (600mg/m2/日):第1日
グラニセトロン(40μg/m2/日):第1日
デキサソタゾン(8~20mg/日):第1日

EC療法
EPI(90~100mg/m2/日):第1日
CPA(600mg/m2/日):第1日
グラニセトロン(40μg/m2/日):第1日
デキサソタゾン(8~20mg/日):第1日

投与期間

AC療法、EC療法とも3週を1コースとし、通常4コース

特徴

・乳がんの術後補助化学療法の標準レジメンの一つ
・術後補助化学療法のもう一つの標準レジメンであるCMFに比べ、無再発生存率および全生存率が優れている

TC療法(保険適応)

薬剤名

DTX:ドセタキセル
CPA:シクロホスファミド

投与方法

DTX(75mg/m2/日):第1日
CPA(600mg/m2/日):第1日
デキサメタゾン(8mg/日):第1日

投与期間

3週を1コースとして、通常4コース

特徴

AC療法に比べて、効果が優り、また悪心・嘔吐、心毒性を回避できる

内分泌(ホルモン)療法

薬剤名

TAM:タモキシフェン
ゴセレリン
リュープロレリン
ANA:アナストロゾール
LET:レトロゾール
EXE:エキセメスタン

投与方法

閉経前後
 TAM:朝・夕食後30分以内に1日2回(1回10mg)、または朝食後30分以内に1日1回(20mg)を連日経口投与
閉経前
 ゴセレリン(3.6mg):4週ごとに皮下投与
 または、リュープロレリン:3.75mgを4週ごと、または11.25mgを12週ごと、いずれも皮下投与
閉経後
 ANA(1mg)、LET(2.5mg)、EXE(20mg)のいずれかを朝食後30分以内に1日1回経口投与

投与期間

TAM:連日5年間経口投与
ANA、LET、EXE:連日5年間経口投与

特徴

TAM投与により子宮体がんの発症率が増加することが報告されている
※少なくとも1年に1回、可能であれば6カ月ごとに子宮体がん検査が勧められる

トラスツズマブ療法

薬剤名

トラスツズマブ

投与方法

トラスツズマブ(初回8mg/kg、2回目以降6mg/kg):3週間隔で点滴静注

投与期間

3週間間隔で1年間投与

特徴

HER2過剰発現が確認された乳がんにおける術後補助化学療法として、標準的化学療法終了後に施行される

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