前骨髄急性白血病(寛解導入、地固め、維持)

寛解導入療法ATRA+IDR療法(保険適応)

薬剤名

ATRA:トレチノイン
IDR:イダルビシン
Ara-C:シタラビン

投与方法

A群(白血球数3,000/μL未満かつAPL細胞数1,000μL未満)
ATRA(45mg/m2/日):地固め療法第1コース開始前日まで連日経口投与(最長60日間)
B群(白血球数3,000/μL以上10,000/μL未満あるいはAPL細胞1,000/μL以上)
ATRA(45mg/m2/日):地固め療法第1コース開始前日まで連日経口投与(最長60日間)
IDR(12mg/m2/日):第1、2日
Ara-C(80mg/m2/日):第1~5日
C群(白血球数10,000/μL以上)
ATRA(45mg/m2/日):地固め療法開始前日まで連日経口投与(最長60日間)
IDR(12mg/m2/日):第1~3日
Ara-C(100mg/m2/日):第1~5日
D群(A群、B群、C群において治療中にAPL細胞数が1,000/μL以上)
IDR(12mg/m2/日):2日間追加投与
Ara-C(80mg/m2/日):5日間追加投与

地固め療法(MIT→DNR→IDR)(保険適応)

薬剤名

MIT:ミトキサントロン
DNR:ダウノルビシン
IDR:イダルビシン
Ara-C:シタラビン

投与方法

1コース目
MIT(7mg/m2/日):第1~2日
Ara-C(200mg/m2/日):第1~5日
2コース目
DNR(50mg/m2/日):第1~3日
Ara-C(200mg/m2/日):第1~5日
3コース目
IDR(12mg/m2/日):第1~3日
Ara-C(140mg/m2/日):第1~5日
各コースともグラニセトロン(3mg/日)を第1~5日併用投与

投与期間

原則として好中球数1,500/μL、血小板数10万/μL以上まで回復したら、次のコースを開始

特徴

地固め療法により90~99%の患者が分子生物学的寛解を得るといわれる

維持療法(ATRA+6-MP+MTX)(保険適応)

薬剤名

ATRA:トレチノイン
6-MP:メルカプトプリン
MTX:メトトレキサート

投与方法

ATR(45mg/m2/日):第1~15日
6-MP(90mg/m2/日):連日経口投与
MTX(15mg/m2/週):第1、8、15日

投与期間

3カ月を1コースとし、8コース行う

特徴

ATRA単独で連日投与より副作用が軽微される

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