注目の樹状細胞ワクチン療法

2011年、樹状細胞の研究がノーベル医学生理学賞に


ロックフェラー大学の故ラルフ・スタインマン教授が、樹状細胞とその獲得免疫における役割を研究し、その成果が認められ、2011年ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
故ラルフ・スタインマン教授は、すい臓がんを患っており、自身が発見した樹状細胞を用いた免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)で、なんと4年間という期間闘病を続けていたとのことです。
すい臓がんは、Stage III以上では極端に生存率が低下し、Stage IVではほとんど5年生存が望めないのが現状。
現在、世界中で樹状細胞を用いた新たな免疫療法の開発が試みられており、欧米では既に医薬品に承認されたことがその受賞につながったといえます。

樹状細胞の働き

樹状細胞の働き

免疫細胞は各々の役割を分担しながら、緻密に連携しあって働いています。樹状細胞(DC)は、その連携の中にあって、司令官のような役割を果たしている重要な細胞です。

樹状細胞ワクチン療法の概略

治療の仕組み

樹状細胞はがん細胞に出会うと、そのがん細胞を食べて断片を自らの表面に提示し、リンパ球にがん細胞の特徴(目印)を教えます。すると、リンパ球はがん細胞を識別できるようになるのです。 その特徴を利用した樹状細胞ワクチン療法の仕組みを紹介します。

治療のステップ

樹状細胞ワクチン療法の治療のステップについて紹介します。ただ、各病院やクリニックによって治療のステップは異なりますので、あくまで目安としてお考えください。詳しくは各病院・クリニックにお尋ねください。

他の免疫療法との違い

体全体の免疫力を高めてがんと戦おうとする「旧世代の非特異的免疫療法」に比べて、樹状細胞ワクチン療法は「がん細胞と戦う力を集中的に強化する特異的免疫療法」なので、より高い効果が期待できます。

樹状細胞ワクチン療法の利点

樹状細胞ワクチン療法の利点

樹状細胞ワクチン療法は、患者さんのがん種、治療経過、容体にあわせ、一人ひとりに好ましい治療計画が立てられます。また、樹状細胞ワクチンは約2週間に1回のペースで、計5~7回に分けて患者さんに投与されるため、入院の必要がありません。

樹状細胞ワクチン療法の種類

人工抗原を用いる樹状細胞ワクチン療法

樹状細胞ワクチン療法は大きく分けて「人工抗原樹状細胞ワクチン療法」、「自己がん組織樹状細胞ワクチン療法」、「局所樹状細胞ワクチン療法」の3つに分類されています。ここでは「人工抗原樹状ワクチン療法」について解説します。

自己がん組織を用いる樹状細胞ワクチン療法

「自己がん組織樹状細胞ワクチン療法」とは、文字通り、自己のがん組織を用いて樹状細胞にがんの目印を覚えこませる方法です。具体的には、自己がん組織を溶かしたもの(ライセート)を樹状細胞に食べさせて、細胞に“患者さんのがんそのものの特徴”を覚えこませます。

局所樹状細胞ワクチン療法

「局所樹状細胞ワクチン療法」は、がん病巣へ直接的に大量の樹状細胞を注射する治療法です。そうすることで、樹状細胞はがん組織の中に入り込んで、がんの目印を手に入れます。

治療を受けられるがんの種類

治療を受けられるがんの種類

どのようながん種ならば、樹状細胞ワクチン療法を受けられるのでしょうか。治療を受けられるがんの種類と、その理由となる樹状細胞ワクチン療法の仕組みについて解説します。

既存治療との組み合わせ

既存治療との組み合わせ

がんの3大療法と樹状細胞がんワクチン治療の流れ、すなわち「いつ」「どのような目的で」樹状細胞ワクチン療法を選択するのかご説明しながら、標準治療との組み合わせをみていきましょう。

主治医との連携

主治医との連携

「違う先生に頼ったりしたら、主治医が気を悪くするのではないか」、または「免疫療法医と主治医は、きちんと手を組んでくれるだろうか」・・・そうした懸念を持たれる患者さんもいるでしょう。でも、気苦労は無用です。

受診から治療までの流れ

受診から治療までの流れ

樹状細胞ワクチン療法の受診から治療までの流れの例を紹介します。病院やクリニックによって異なりますので、あくまで目安としてご参照ください。詳しくは各医療機関にお問い合わせください。

国内実績(がん種別実施件数)

がん種別成績

現在まで日本国内において樹状細胞ワクチン療法の臨床試験が幾つか行われており、悪性黒色腫10例中3例、甲状腺がん6例中2例でがんの縮小、または進行の停止といった反応が認められています。

費用

費用

樹状細胞ワクチン療法は最先端医療ですので、まだ健康保険が適用されておらず、自由診療となります。 また、病状によって治療の内容が異なりますので、費用は個人個人で違ってきます。詳しくは、医療機関にお問い合わせください。

文献要約(国内外論文)

論文紹介1/脳腫瘍、頭頸部がん、甲状腺がん、食道がん、胃がん

国内外で報告されている、脳腫瘍、頭頸部がん、甲状腺がん、食道がん、胃がんに対する樹状細胞療法の臨床データをまとめて紹介しています。

論文紹介2/大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、乳がん

国内外で報告されている、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、乳がんに対する樹状細胞療法の臨床データをまとめて紹介しています。

論文紹介3/肺がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、泌尿器がん

国内外で報告されている、肺がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、泌尿器がんに対する樹状細胞療法の臨床データをまとめて紹介しています。

論文紹介4/白血病、悪性リンパ腫、悪性黒色腫、小児がん

国内外で報告されている、白血病、悪性リンパ腫、悪性黒色腫、小児がんに対する樹状細胞療法の臨床データをまとめて紹介しています。

研究会

学会・研究会

癌の免疫療法、免疫細胞療法、樹状細胞ワクチン療法などは、最先端の医科学であり、世界中の医師や研究者らが熱心な態度で基礎研究または臨床研究に取り組み、絶えず新しい発見が続いています。

Q&A

よくある質問(Q&A)

樹状細胞ワクチン療法の副作用や治療についての不安や疑問に回答しています。

がん細胞の保管について

がん細胞の保管について

樹状細胞ワクチン療法を受ける際に知っておきたい『プライベートがんバンク』とは、樹状細胞ワクチン療法に使用するため、手術後のご本人のがん組織を冷凍保存するサービスです。プライベートがんバンクについて、詳しくは病院でお問い合わせください。

 

免疫療法で実績がある医療機関

仙台駅前アエルクリニック【東北エリア】:仙台駅前アエルクリニック

がんの種類・病状・治療内容に合わせ、樹状細胞ワクチン療法や活性化リンパ球療法を実施しているクリニックになります。

所在地:宮城県仙台市青葉区中央1丁目3-1AER(アエル)ビル11階
アクセス:JR「仙台」駅より徒歩2分
診療時間:9:00~17:00
休診日:日曜・祝日
URLhttp://www.aer-clinic.com/

 

セレンクリニック東京【関東エリア】:セレンクリニック東京

免疫療法や樹状細胞ワクチン療法・樹状細胞療法などの幅広い治療法をもって、患者さまにあわせたオーダーメイド治療を実施しているクリニックになります。

所在地:東京都港区白金台2-10-2白金台ビル2F
アクセス:都営浅草線「高輪台」駅より徒歩3分
診療時間:10:00~17:00
休診日:日曜・祝日
URLhttp://www.seren-clinic.com/

 

花園クリニック【中国・四国エリア】:花園クリニック

最新の医療機器と設備を揃えており、からだにやさしいがん免疫療法を提供している、地域密着型の医療機関になります。

所在地:広島県福山市花園町1丁目3-9
アクセス:JR「福山」駅よりタクシーで10分ほど
診療時間:9:00~13:00、15:00~18:00
休診日:日曜・祝日
URLhttp://www.hanamk.jp/

 

福岡アイマックスクリニック【九州・沖縄エリア】:福岡アイマックスクリニック

からだに優しく、科学にもとづいた最先端の免疫療法・がん治療を実施しているクリニックになります。

所在地:福岡市中央区天神1-2-12天神122ビル4階
アクセス:地下鉄七隈線「天神南」駅より徒歩1分
診療時間:10:00~17:00
休診日
:土曜・日曜・祝日
URLhttp://www.fukuoka-imaxclinic.com/

がん治療・免疫療法なら
セレンクリニック東京。ご予約・相談受付中。最先端がん免疫療法を実施しているクリニック
http://www.seren-clinic.com/

医療の明細書のことなら
医療費の「明細書」保管の意義やメリット、活用の仕方がまるわかり!
http://www.rengo-iryoumeisai.org/

このまちみんなのかかりつけ。
地域の皆様の健康をサポートする医療モール、「メデミックス」
http://www.medmix.jp/

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