癌の検査について

最近では、癌の検査技術も進化してきており、人間ドックで受けられるような手軽なものから、入院して調べる本格的なものまで様々な種類があります。ここでは、癌検査で用いられる検査方法を紹介しています。

◇ ファイバースコープなどを使用した内視鏡検査

この内視鏡検査では、レントゲンなどの検査で見つかった異常を、さらに細かく診断するために行います。内視鏡検査の種類としては、上部消化管内視鏡検査や、下部消化管内視鏡検査などがあります。

◇ CT検査

CT検査では、通常のレントゲン検査などでは得ることが出来ないほどの細かい情報を得る事が出来ます。また、CT検査は、肺や気管支、肝臓・膵臓などの検査に最適です。

◇ 腫瘍マーカー検査

癌の検査方法として一般的な検査方法であり、人間ドックのオプションで受診することもできます。ただ、この検査ですべての癌を調べることは出来ません。また、癌以外の病気でも同じような結果が出る場合があります。

◇ MRI検査

先進的な技術でもあるMRI検査では、体の断層面を撮影することができ、かなり細かな情報を得ることが出来ます。レントゲンやCT検査では、診断しにくい場所にある臓器や、脳などの検査に適しています。

◇ 婦人科癌検査

婦人科で行う癌検診の種類としては、子宮頸癌検診や子宮体癌検診などがあります。検査方法としては、子宮の細胞を少量とって、組織検査を行ないます。また、乳癌検査などでは、医師による問診や触診で検査を行ないます。その後、マンモグラフィー検査を行うことが多いようです。

◇ マンモグラフィー検査

マンモグラフィー検査とは、乳房のX線撮影のことを言います。女性の乳房は、他の臓器に比べてやわらかく出来ているため、通常のレントゲンでは、うまく撮影することが出来ません。そのため、マンモグラフィーという専用の機械を使い、乳房を圧迫して薄くした状態にして撮影します。


最新の癌検査 「PET検査」

このPET検査というのは、従来のX線やCT検査、MR検査などの臓器の形態から異常を発見する検査とは違い、細胞自体の活動を検査する方法です。この検査の優れたところは、癌細胞が小さい状態のときでも発見する確率が高く、また、リンパ節への癌の転移も発見することができます。

PET検査の方法としては、まず、ポジトロンを合成したブドウ糖を体内に注入します。体内に発生している癌細胞は、普通の細胞の3倍以上ものブドウ糖を必要としますので、そこに合成したブドウ糖が集まっていきます。そして、ブドウ糖に合成したポジトロンを、専用の機械で撮影します。ポジトロンが集まっている場所に、癌細胞が発生している可能性があるということが分かります。

癌の基礎知識についての関連メニュー

→ 癌を治すために!

◇ 癌について  ◇ 癌と免疫の戦い  ◇ 癌の予防  ◇ 癌の検査