副作用対策

貧血、出血

抗がん剤の副作用による出血

抗がん剤のなかには、血液を凝固させる(止血作用のある)血小板を減少させてしまうものがあります。そのため、抗がん剤治療中には出血しやすくなっていて、からだをぶつけたときに皮下出血したり、歯ブラシで歯ぐきを強くこすったり、鼻を強くかんだりしただけで出血してしまうこともあります。また、血小板がさらに減少すると、大腸から出血して血便があったり、口の中から出血してしまったりすることもあります。血小板が低下しているときには、からだをぶつけたり、ベルトなどでからだを締め付けたり、皮膚を強くかいたりこすったりしないようにしましょう。

さまざまな要因で起こる貧血

抗がん剤や放射線の影響により、骨髄で赤血球をつくる能力が低下して貧血になることがあります。がん治療中に起こりやすい副作用のひとつです。ほかに、胃がん、大腸がんなど消化管のがんは、抗がん剤治療による腸管からの出血で貧血に陥ることがあります。赤血球の寿命は約120日なので、抗がん剤の副作用による貧血は、治療開始から約1~2か月たってから徐々に現れます。貧血の程度が軽い場合には、自覚症状はほとんどありません。貧血が進んでヘモグロビンが通常の半分以下になると、頭痛、めまい、耳鳴り、集中力の低下、疲れやすい、手足が冷えるといった症状が現れます。

鉄剤を服用することで解消することがある

出血などが原因で発生する貧血は鉄欠乏性貧血と呼ばれ、軽度であれば、レバー、あさり、しじみ、かつお、大豆製品、プルーン、ほうれん草など鉄分の多い食べ物や、肉や魚、乳製品などたんぱく質をとることで改善できます。鉄の代謝に必要なビタミンCを含むブロッコリー、小松菜、キャベツ、赤ピーマン、赤血球をつくるために欠かせないビタミンB12を含む卵やチーズなどもいっしょにとりましょう。
貧血がひどい場合には、鉄剤を処方されます。処方された量を服用すれば、通常は約1~1.5か月程度で改善します。 ただし、改善したからといってすぐに服用をやめたりせず、医師の指示を守るようにしましょう。

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ここでは、免疫療法の仕組みや民間の免疫療法と科学的免疫療法の違い、ノーベル賞受賞で注目された樹状細胞ワクチン療法から、最新の医療に携わるドクターインタビューに至るまで広く紹介しております。
また、免疫療法が受けられる医療機関についても掲載しております。

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