乳癌とは

乳癌とは、女性の象徴である乳房に悪性腫瘍ができた場合を言います。そして、乳房を大まかに分けますと乳管と小葉に分けられますが、乳癌はこの乳管から発生することが多いです。これを、乳管癌と言います。これに対して、小葉から乳癌になることもあります。確立としては1割くらいの確立です。この小葉から癌が発生した場合を小葉癌と言います。

また、乳癌は女性特有の病気と思われがちですが、男性もかかる可能性があります。男性の乳癌の発病確率は極端に少ないのですが、そのかわり乳癌になった場合の生存率は、女性よりも男性のほうが少ないようです。


乳癌の原因

乳癌の発生原因として密接な関係があるのが、女性ホルモンであるエストロゲンです。乳癌の多くは、このエストロゲンがないと成長できません。女性の場合、このエストロゲンを生産しているのは卵巣ですので、何らかの理由により卵巣を摘出してしまった女性は乳癌の発病確率が非常に少なくなります。

また、話は変わりますが、ホルモン補充療法を受けている方は、その分だけ乳癌になってしまう確立がありますので、お医者様とは十分に話し合いながら治療を行いましょう。


乳癌の症状

乳癌が1cmほどになってくると、何か乳房にしこりがあるのが分かるようになってきます。ただ、この乳房のしこりについては良性もありますので、すぐに乳癌につながるわけではありません。また、その他の症状としては、乳頭から血液のようなものが出ることもありますし、胸の痛みとして症状が現れることもあります。

また、皮膚の近くに乳癌がある場合には、皮膚が赤く腫れてくることがあります。そして、硬癌という硬めの悪性腫瘍が皮膚付近にある場合には、皮膚がひっぱられてえくぼ状にくぼんだりすることがあります。


乳癌の治療

まず、乳癌の存在を確認するために、マンモグラフィーという機械を使ってレントゲンを撮ります。このマンモグラフィーという検査装置は、レントゲンに写りにくい乳房を挟んで圧迫することによってレントゲン撮影出来るようにするという機械です。また、その他にも、音波検査やMRI検査、CT検査を行う場合もあります。

そして、癌検査によって乳癌が確認された場合には、その腫瘍部分を手術によって摘出する外科療法が多く利用されています。また、腫瘍を摘出する際には、癌の浸潤などを警戒する意味もこっめて、癌細胞の周りにある正常な細胞ごと切り取ります。また、乳癌は近くにあるリンパ節に転移しやすい傾向がありますので、乳癌の切除と同時に、わきの下のリンパ節を含むわきの下の脂肪組織も切除することが多いです。この他にも、放射線療法や抗癌剤による薬物療法なども同時に行います。


● 乳房再建術について

外科手術によって乳房に出来た悪性腫瘍を摘出しますと、多くの場合では乳房の形に乱れが生じてしまいます。そのため、自分の筋肉や人工物などを利用して乳房の形を正常な状態に近づけます。これを乳房再建術と言います。


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