口腔癌について

口腔癌とは、癌の中でも珍しい部類にあり、癌という病気全体の2~3%程度の発病だと言われています。そして、この口腔癌の種類としては、舌にできる舌癌、歯ぐきと舌の間にできる口腔底癌、歯肉の部分にできる歯肉癌、頬の内側粘膜にできる頬粘膜癌、最後に口の天井部分にできる硬口蓋癌などがあります。


口腔癌の原因について

口腔癌のおもな原因としては、口の中が不衛生であることがあげられます。食事の後の歯みがきは、とても大切なことですよ。また、その他にも、喫煙や飲酒も原因になりますし、熱いものや辛い食べ物などの刺激物も好ましくありません。

とくに悪いのが飲酒時の喫煙です。お酒を飲みながらタバコを吸うと、タバコの煙に含まれている発癌性物質が、お酒に含まれているアルコールによって溶け出してしまうので、口腔粘膜などに悪影響を及ぼしてしまいます。ほろ酔い加減になってくると、ついついタバコに火をつけがちですが、そこは自制心を総動員しましょう。


口腔癌の症状や診察

口腔癌は、当然ながら口の中にできる癌ですので、口腔癌の出来始めの初期のころでは、歯茎などの口腔内に硬いシコリが出来るなどの自覚症状があります。

また、熱いものや冷たいものがしみたりすることもありますし、口腔内に白い斑点が見えることもあります。ただ、これらの症状は虫歯や口内炎とも混同しやすいので、気になる場合は一人で悩まずに、病院で診察を受けるほうが安心です。

● 口腔癌の診察

口腔癌の診察では、まず、視診と触診が行われます。また、口腔癌は首にあるリンパ節という部分に転移しやすいので、このリンパ節の部分を触診して腫れなどがないかも確認します。診察した結果癌の疑いがある場合には、より詳しく調べるために異常を起こしている細胞の一部を採取して、顕微鏡による癌生検を行います。


口腔癌の治療

口腔癌が確認された場合には、外科手術によって腫瘍を摘出します。そして、リンパ節などへの転移もある場合には、そのリンパ節も一緒に摘出します。また、初期の口腔癌で腫瘍もごく小さなものでリンパ節などへの転移がない場合には、放射線を使って癌細胞を殺す放射線療法で治療することもあります。

上記の他にも、抗癌剤を使用した薬物療法も行われますが、抗癌剤単独での治療では、そこまでの治療効果が期待できないこともあり、外科手術や放射線療法の補助的な癌治療として行われます。


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