がんとは何か

がんの初発と再発の違いや、それぞれの詳細について紹介しています。

初発と再発

進行度はさまざまな要素から判断される

現在、がんの進行度は、がんの大きさ、リンパ節への転移の有無、ほかの臓器への転移の有無を総合的に判断し、基本的にはⅠ期からⅣ期までの「ステージ」によって判断されます。ステージはがんの進行度の目安となり、臓器によって異なります。
がんは100人いれば100通りの進行状態があるといわれるほど個人差が大きいので、自分のがんがどの状態なのかを知っておくことが大切です。

再発の可能性はゼロではない

がんがはじめて見つかることを「初発」、治療したあとに再びがんが見つかることを「再発」といいます。手術で目に見えるがんを取り除いたとしても、体内に目に見えないがん細胞が残っていて、それらが再び増殖を始めるかもしれません。治療が成功したとしても、がん患者さんは多かれ少なかれ再発の恐怖を感じているのです。
がん治療においては初発のがんだけでなく、再発していないかどうかを定期的にチェックする必要があります。そのため、治療後も一定の期間、定期検査を受けるようになっています。治療後、がんが消えて落ち着いた状態を保っているときを「寛解」と呼び、これが5年以上続き再発の恐れがない時に「完治」したとみなすことが多いようです。定期検査は原則として5年間は続きます。

PICKUPがんと免疫の深い関係

健康な人でも体内では、1日に約5000個の細胞が“がん化”していると言われています。しかし全ての人ががんになるわけではありません。それは、風邪のときと同様に、私たちの体に生まれつき備わっている免疫の力によって、がん細胞を排除する機能がきちんとはたらいているからです。
しかし、細胞のなかにある遺伝子が何らかの影響で傷ついてしまい、修復できなくなるとがん細胞へと変化していきます。免疫の力が正常に働いている場合は、がん細胞が増えることはありませんが、免疫力が弱まったり、加齢などによって衰えたりすると、がん細胞の増殖を抑えることができずに、がんが大きくなって正常な細胞の働きを阻害するようになっていくのです。
そこで、免疫の力を強化することでがん細胞を抑えようとする最先端の治療が開発されています。これらは「がん免疫療法」と呼ばれ、すでに実地医療として行われています。最近では手術や抗がん剤、放射線治療に次ぐ第4の治療として、注目を集めています。

第4のがん治療「免疫療法」についてはこちら>>

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